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圧巻のスケール!山崎賢人が語る製作費10億円キングダムの撮影秘話

今話題の映画キングダムはご覧になりましたか?

現実的に不可能とされた人気漫画の実写映画化がナゼ出来たのでしょうか。

山崎賢人をはじめとする豪華俳優陣のインタビューや撮影の裏側を交えて解説していきます。

 

原作について

 

集英社が発行する「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の大人気漫画。

原作者は佐賀県出身の原泰久先生でコミックスの累計発行部数は3600万部を超えます。

2013年には第17回手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞した人気作品の実写映画化ということで、上映前から大注目を集めています。

あらすじ

漫画「キングダム」は紀元前の中国、春秋戦国時代を舞台に、戦災孤児でありながら奏で天下の大将軍になるため、日々剣の修行を続ける少年「信」と、のちの秦の始皇帝となり中華統一を目指す若き王「嬴政」(エイセイ)とが運命の出会いを果たし、夢の実現のため奮戦する物語です。

製作費10億円はどこから

日本映画の限界!?製作費について

邦画の平均製作費が5000万円程、大作と呼ばれるものでも5憶円程と言われる中、本作キングダムの製作費は10億円超えとされています。

日本で製作費10億円にしようすると、興行収入で30億円は超えないと厳しいとされる現状を考えると、本作への力の入れ込みようが見えてきます。

ちなみに同額程度の製作費の作品として「永遠の0(ゼロ)」、「シン・ゴジラ」などがあります。

サンフォード・バニッチ氏の存在

では、製作費はどこから工面したのでしょうか?

本作は原作の世界観から企画の段階から製作費がネックとなっていました。

そんな中、あの世界的超大作「タイタニック」を手掛けた、当時エグゼクティブプロデューサーのサンフォード・バニッチ氏(現ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、コロンビアピクチャーズ代表)から「一緒になにか映画を作りたい」という依頼があり、英語訳された5巻までの原作を送ったところ、「ぜひやろう、日本映画に革命を起こそう」と返事が来た。

サンフォード氏は予算オーバーになってもバンバン追加していくような派手な方で、そんな大物スポンサーが加わったことで、原作者の原泰久先生の元に企画書が持っていかれました。そうして、スタッフ全員が革命を起こすという思いのもと、映画「キングダム」が始動しました。

撮影秘話、裏側

主演が山崎賢人にナゼ決まったのか

2016年に公開された「キングダム連載10周年特別動画」がCMなどで流れ、その中で主人公の信役を山崎賢人さんが演じています。

映画撮影が決まり、マーケティング調査で「信役は誰がいいか」というアンケートを取ったところ、動画の印象もあり山崎賢人さんがダントツで1位で主役に抜擢されたのです。

プロデューサーの松橋氏も山崎賢人さんとは何度も一緒に仕事をしており、色々な役を見てきたが、信役にはピッタリだと話しています。

山崎賢人のストイックな役作り

山崎賢人さん自らプロデューサーに「どういう体にすればいいか?」と相談し、筋肉は必要だがつけすぎも良くないので、「痩せて筋張った筋肉の細マッチョ」という要望を受け、そこから半年間の役作りやアクションの練習中、ささみとブロッコリーのみの食生活をするストイックさを見せています。

山崎賢人さんは元々運動神経が良く、殺陣もカッコいいと原作者の原さんも感動で涙したようです。

空き時間の過ごし方

撮影の合間の空き時間には、共演の満島真之介さんらとホテルのジムでトレーニングがてら鏡を見ながら「俺の方がいい筋肉している」などと、筋肉自慢で盛り上がっていたそうです。

キャスト紹介

監督:佐藤信介

本作で監督を務めるのは佐藤信介さんです。

彼の代表作は数々あり、映画「BLEACH」、「アイアムアヒーロー」、「GANTZ」など、人気漫画原作のアクション映画が多くあるので、アクションシーンが豊富な「キングダム」の監督にはピッタリだったのではないでしょうか。

信(シン)役:山崎賢人

主人公の信。戦炎孤児の奴隷ながら、大将軍になるという野望を持ち、のちに飛信隊を率いる将軍になる、意志と才能を持ち合わせてる野生的な人物です。

演じるのは山崎賢人さんです。過去作ではイケメンで綺麗めな役のイメージがありますが、本作では暑苦しいくらいの雑草魂で泥臭く演じているので、彼のまた新たな一面に期待です。

嬴政、漂(エイセイ、ヒョウ)役:吉沢亮 二役

漂は元々、信と共に育った戦炎孤児であり大親友。漂はのちの始皇帝嬴政と顔が瓜二つなことから王宮で影武者として仕官していたが、途中命を落とし、その後信と嬴政が出会うきっかけとなります。

演じるのは吉沢亮さんです。一人二役という難しい役を表情だけでしっかり見分けられるほど素晴らしく演じ分けています。

楊端和(ヨウタンワ)役:長澤まさみ

楊端和は山の民を武力で束ねる王。圧倒的な強さと美と頭脳を兼ね備えた「山界の死王」の異名を持つ存在。

演じるのは長澤まさみさんです。威厳や存在感を伴った圧倒的な強さを持った人物を話し方のトーンからも忠実に再現しています。アクションシーンでも表情を変えず、全身をフルに使い敵を切っていく姿は非常に美しいです。

河了貂(カリョウテン)役:橋本環奈

河了貂は信とも付き合いの長い山民族・梟鳴(キュウメイ)族の末えい。丸っこい鳥の蓑を身にまとった男の子と間違えるような容姿の女の子で、原作ではのちに飛伸隊の美人軍師になります。

演じるのは橋本環奈さんです。原作同様、チョロチョロ動き回り吹き矢で戦闘に参加しています。本編では女の子とは明かされませんでしたが、のちに美人軍師になることから橋本環奈さんが選ばれたのかもしれませんね。

成蟜(セイキョウ)役:本郷奏多

成蟜は嬴政に次期王位の座を奪われ、復讐心から王宮でクーデターを起こす嬴政の弟。漂が死ぬこととなる元凶で、信や嬴政にとって倒すべき存在です。

演じるのは本郷奏多さんです。失礼な話だが、本郷さんは元々の性格が負のオーラを纏っているからか、成蟜の雰囲気や悪そうな人相が見事に再現されており、本作イチの適役だったのではないでしょうか。

王騎(オウキ)役:大沢たかお

王騎は六大将軍最後の一人で、「秦の怪鳥」の異名を持ち、権力争いには興味を持たず、血の沸き立つような戦場のみを求める伝説的な人物です。信が憧れる人物でもあり、原作でも人気のキャラクターです。

演じるのは大沢たかおさんです。原作の王騎は大柄で独特な喋り方や笑い方、分厚い唇で難しい役でしたが、見事に王騎を表現出来ています。大沢たかおさんのすごい所は、主役でもないのに体重を15キロも増やすという役者魂も素敵です。

騰(トウ)役:要潤

騰は秦の将軍で、王騎の副官として活躍します。偉大な王騎の側近という点でかなりのやり手な人物です。原作では目が異様に大きく、ヒゲもくるりとしている個性的なキャラクターです。

演じるのは要潤さんです。彼も色々な役をこなす俳優さんなので、登場シーンこそ少ないですが、表情を変えず淡々と王騎に仕える姿は騰らしさが出ており、もう少し見てみたい気にさせるほどハマり役です。

壁(ヘキ)役:満島真之介

壁は嬴政の筆頭家臣である昌文君(ショウブンクン)の副官であり、嬴政に忠誠を尽くす武将です。そこまで個性は無いが、信の兄貴分として頼りになる真面目で努力家な人物です。

 

演じるのは満島真之介さんです。見た目こそ原作と比べると優しめですが、しっかり原作に近い形で表現出来ています。彼自身、普段はすこぶる明るい性格なので、撮影現場の雰囲気も良さそうです。

昌文君(ショウブンクン)役:高嶋政宏

昌文君は嬴政の筆頭家臣で、秦の文官の一人です。非常に優秀で、将軍としての腕だけでなく、嬴政を筆頭に周りからの信頼も厚い文武両道な人物です。

演じるのは高嶋政宏さんです。原作での昌文君は眼光鋭く暑苦しいキャラクターを高嶋さんは手堅く演じており流石です。特に王の避暑地での嬴政との再会シーンの演技は必見です。

バジオウ役:阿部進之介

バジオウは元々はバジ族という一族の唯一の生き残りで、山の中で一人生活していたので、基本的な知性はなく言葉を持たない獣でした。楊端和に敗れたことで山の民の軍に入り、その後、山の民のNo.2として活躍します。

演じるのは阿部進之介さんです。終始お面を被ったままなので、表情は見えませんが、原作同様、鋭さと強さを秘めている雰囲気がワイルドな阿部さんにピッタリです。

まとめ

映画「キングダム」は原作コミックでは現在54巻まで続いている内の5巻までの内容となっており、まだまだ序章段階といったところです。

はじめから続編を視野に入れた作品となっているので、原作のいいとこ取りをせず、忠実に再現出来ている点が非常に秀逸だと思います。

アメトーークでも「キングダム芸人」の企画として取り上げられており、芸能界でも多数ファンがいるほどの作品です。

ぜひ劇場にてこの圧倒的なスケールの超大作を鑑賞してみてください。